ゲーム語り。

ゲームを語る。たまに他も。

Wii「ファミリースキー」

 

寒いぞー。吹雪いてるぞー。

 

どうも、雪国住まいの私です。

今日はスキーゲームを語ろうかと。

2日連続で体を動かすゲームだZE☆

 

2008年12月13日、バンダイナムコゲームスからWii専用ソフトとして発売

ファミリースキー

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Wiiリモコンとヌンチャクを使用して実際にスキーをしているかのような体験のできるゲームである。

プレイしてみると、雪国育ちとしてもゲレンデやスキー感覚のクオリティは高く感じる。

コース毎に用意されたリフトで山の上まで上がっていく所まで再現されている為、スキー場に本当に居るかのような錯覚を覚える程だ。

昼夜の変更も行えるので幻想的なナイトスキーだって楽しめる。

 

また、リフトに乗っている最中やコースの下の方を滑っているとBGMが聞こえてくるようになっている。

本物のスキー場のように、設置されているスピーカーの近くを滑っていると聞こえてくるし、上の方の上級者コースに行けば自然音のみが聞こえるのだ。

この点も没入感に拍車をかける素晴らしいこだわりだ。

 

さらにその聞こえてくるBGMの内容も素晴らしい。

雪国育ちやスキー好きの方は聞き覚えのあるような、実際にスキー場で使われている曲が流れているのである。

かのゲレンデの女王こと広瀬香美の「ロマンスの神様」等が、その筆頭であろう。

それに加え、ナムコのゲームということで、かの有名な「もじぴったん」の曲も収録されている。

もじぴったん好きとして、このコラボは嬉しかったことを覚えている。

ピッタン♪ランラモジピッタン♪

 

では実際のゲームプレイについてだが、前述のとおりクオリティは高い。

操作はリモコンとヌンチャクをスキーのストックに見立ててプレイする。

これにより漕ぐ・垂直下降・ターンといった動作を実際のスキーに近い感覚でプレイできるのだ。

腕だけではなく、つい体全身を動かしてしまうのでいい運動にもなる。

 

また、画面分割で最大4人プレイも可能になっている。

家族や友人とプレイすると、意外にもかなり熱中して盛り上がるだろう。

少なくとも自分は友人とプレイして終始盛り上がっていた。

 

ちなみにスキーの再現率にばかり触れてきたが、ゲームとしても良く出来ている。

ゲレンデを自由気ままに滑るだけでも楽しいが、ゲレンデ内の各所にはイベントが設置されている。

イベントにはいくつか種類があり、レースやモノ運びなどのゲームとして楽しめる要素が散りばめられているのだ。

クリアすれば新しいスキーウェアが解放されるなどのご褒美も用意されている。

 

個人的にイベントの中ではレースの印象が特に強い。

レースでは毎回赤いスキーウェアを着た男が挑戦をしかけてくる。

「ほうほう!!」だか「おうおう!!」だか言いながら。

 

彼とのレースは最初はまだ難易度も低く、普通に滑っていれば勝てる。

しかし、後半になるとこの男…

 

なんかめちゃくちゃ速い。

 

最後の方のレースは難易度が高い高い。

追い抜いた!と思ったら後ろからもの凄い勢いで追い抜かされるのだ。

彼は垂直下降の前傾姿勢でぐんぐん加速していく。

赤いケツを突き出しながら異様な加速を見せる彼を見て、負け続ける私と友達は彼を敬意を込めてこう呼んだ。

 

ケツブーストアニキと。

\ホウホウ!!/

 

 

このケツブーストアニキとの死闘は2時間にも及んだ。

最後には制することができたが、アニキは私の心に深くこのゲームが刻まれる要因となったのであった。

(次の日には筋肉痛という形で肉体にも刻まれていたが)

 

みなさんは筋肉痛やモノを破壊しないようにお気をつけて。

Wiiリモコンを使うゲームに共通することではあるが、くれぐれも周りに被害のないよう人やモノにぶつからないスペースを確保してほしい。

それさえ守れば、ファミリースキー子供から大人までスキーを楽しむことができる良いゲームだ。

 

 

このゲームについてはケツブーストアニキを語ることができた時点で個人的に満足なので、今日はここまで。

 

買った当時はこのゲームに謎のプレミアがついていて中古でも高かったなぁ…

今では1,000円以下で買えるはずなので、興味のある方はぜひ一度プレイしてみてください。

特にレースでアニキの速さを実感してケツブーストアニキの愛称を広めてください。

 

まあ本当に総合的に考えてもかなりの良ゲーなので、オススメのゲームです。

自宅でスキー体験、どうですか?