ゲーム語り。

ゲームを語る。たまに他も。

PSP「僕の私の塊魂」

 

おばんです。

今日は時間がないので、サラッと語りますぞよ。

 

2005年12月22日、ナムコからPSP専用ソフトとして発売

僕の私の塊魂

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有名な塊魂シリーズの第三作目であり、シリーズ初のPSP向けゲームだ。

塊魂はその独特なゲーム性やコミカルなBGMとグラフィックで好みが別れる。

自分的にはとても雰囲気が好きで気に入っているシリーズの1つである。

しかしシュールギャグが好きではない方、意味を求めてしまう方は雰囲気に耐えられないタイプのゲームだろう。

 

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「コスモを感じるわ」

初代で有名なこのシーンとかね。

自分的にはツボです。

 

 

さて、塊魂シリーズの中でも今日この作品について語るのだが…

実は私、このゲームを買ってはおらず、借りてプレイした。

 

高校生の頃、とある日の放課後に部活をしていた時のこと。

 

私「先輩、最近ヒマで死にそう。」

 

先輩「じゃあPSPのゲーム貸してやるよー。難しいぞこれー。」

 

私「マジすか。あざーっす。キャー先輩カッコイー。イッケメーン。」

 

先輩「だろぉ?」

 

私「いやーこの人扱いやすいわー。」

 

先輩「ちょっと待てお前」

 

そんな会話から先輩に借りることとなったのが、この作品だった。

帰り道をワクワクしながら歩き、家に帰って早速プレイしたことを覚えている。

 

プレイしてみると、始めは操作に慣れるまでが大変だった。

思うように塊を転がせない。

壁や障害物にぶつかって止まったり、目的のモノをうまく巻き込めなかった。

だが1時間もプレイすれば段々と慣れてくる。

スイスイと動かせるようになってくると、塊魂の面白さは真価を発揮する。

うまくモノを巻き込めるようになってくると

 

最初は小さい塊でも

 

モノを巻き込んで

 

大きな塊になっていく

 

さっきまでは巻き込めなかった大きなモノでも、巻き込める大きさまで成長すれば世界が変わる。

これが塊魂の醍醐味だ。

大きな泥団子を作って遊ぶ子供心を思い出させてくれるような面白さが塊魂にはある。

きっと雰囲気に抵抗のない方であれば、十分に楽しめる作品だろう。

難しく考えなくていい。

 

いいか?モノを巻き込め。作戦は以上だ。

 

OK?

 

 

 

ゲーム自体の語りはここまで。

その後の話ではあるのだが、このゲームを先輩に返した時の先輩の顔が今でも忘れられない。

というのも私はこのゲームを借りてから、なんと2日後には全クリをしちゃってね。

熱中しすぎたせいか…はたまたボリューム不足なのか…

 

何はともあれ借り物だから、クリアした以上は返すわけです。

その時の会話がこちら↓

 

先輩「よー。塊魂どうよ?楽しい?」

 

私「あー…先輩。これ返しますね。」

 

先輩「え?面白くなかった?」

 

私「いや、完クリしました。100%にしちゃいました。」

 

先輩「・・・え?」

 

私「借りて2日ですが、全クリです。」

 

先輩「Σ(´゚ω゚` )?!」

 

リアルにこんな顔してました。

先輩は全クリまでかなり時間がかかったらしいので、ショックだったそうです。

その後、対戦モードで圧勝して更に凹ませたのはまた別のお話…

 

今はゲームを貸すというのも難しくなっていますよね。

DL販売やアカウント紐付け等、便利の反面、不自由になった面もあります。

メモリーカードを友達の家へ持っていく。とかも今の子供には通じないのかな…

 

なんにせよ、ゲーマーとしてはゲーム文化が進歩してくれるのは良いと思いますよ。

 

ただし電子説明書、テメーはダメだ。

紙の・・・紙の説明書が読みたいんじゃよ・・・

復活してくれませんかねぇ。